子供の頃に歌った唱歌にこんなタイトルの歌がありましたよね。

手をたたくに限らず、身体を意識してたたいてあげるって実は大切なことだったりします。

私たちの身体には全身を張り巡らせるようにツボ(経穴)があるのですが、たたいてあげることによってそれぞれのツボの感覚が目覚めるといわれています。

対になっている経穴を含めるとおおよそ700個近いツボが全身に存在するわけですから驚きますね。

手のひらの中心には掌心というツボがありここを刺激する、たとえば拍手するだけで「心が開く」効果があるのです。

音楽のリズムに乗って手をたたいてみたり、ただパンパンと刺激してみる。

どんな方法でも良いのでぜひ、少し長めにこのツボを刺激してみてください。

できればある程度時間をかけたほうが効果的ですが、思いついたときにぱんぱんと1分くらいやるだけでも違います。

お子さんがいらっしゃる方は一緒に、お顔の前でパン、頭の後ろでパン、胸の前でパン、身体の後ろでパン、右足あげてその下でパン、同じく左足もパン。これを一通り、音楽に合わせてやるだけで適度なリズム体操、そして脳トレにもなります。

ただやっているだけで、なんだかおかしくなってきて自然と笑顔になります。

 

手をたたく子供

 

なんだか心がモヤモヤするとき、そうかといって運動する気力はない。

そんなときこそぜひ、ただ手のひらをぱんぱんとたたいてみて欲しいのです。

人によってはある程度の時間、たたいただけで手のひらのどこかしらが赤紫や青い痣ができ、内出血したようになって驚かれる方もあるかもしれません。

それは、あまりにもツボがつまり過ぎていただけなので怖がることはありません。

時間の経過とともに自然に消えていくのでご安心ください。

手のひらをやってみて、まだいけそうな方はできれば全身を、真心をこめリズムに乗ってぱんぱんと表面、背面、側面とあますところなく手が届く範囲をたたいてみてあげて欲しいですね。

特に胸がつまっている感じがする方は、手のひらで胸、特に両方の鎖骨下あたりを片方ずつぱんぱんとたたきながらできれば「あ~」と声も出してみるとよいと思います。

咳が出たら思いきり吐き出してください。

ここで出る咳は体や心に溜まっていたホコリだと思っていただければ結構です。

声は大きくだせれば出せるほどよいので、胸をたたきながら音楽のリズムに乗って発声練習のように「あ、あ、あ、あ」と言いながらしばらく歩き回ってみましょう。

手にひらにせよ、全身にせよたたいたら、しっかり手足を振り払い、深く深呼吸をします。

そして、なんとなくでよいのでたたいた身体の表面を触るか触らないかの距離感覚でさぁ~っ外へ、下へと向かってと気を流してあげます。

 

日の出と呼吸

 

そして、もう一度しっかり吐くことを意識した深呼吸。

気持ちが少し軽くなっていることに気づかれることと思います。

実際にたたくことによって身体の表面、あるいは内側にこもっていた邪気が出るので、気の感覚が鋭い方は手のひらや指先がぴりぴりしたり、まとわりつくような気の塊を感じられたりするかもしれません。

それも自然なことなので気になさらなくて大丈夫です。

少し手や足の先を振り払う、蹴り払うようにしていただくとものすごく軽くなっていることに驚かれると思います。

身近でできる簡単なすっきり方法なのでぜひお試しください。

できれば、身近な誰か、あるいは世の中のどんなことでも何かしらハッピーなニュースを耳にしたら思い切り手のひらをたたき拍手をして一緒に喜んで差し上げるとなおよいかもしれませんね。

他人(相手)の喜びを一緒に祝福をすることと、自分の身体を刺激することがあいまっていっそう心が開きやすくなるかと思います。

「ちょっとくさくさして、心開いてないなぁ」というときの手にひらへの刺激(拍手)や全身たたき、おすすめですよ。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
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