漆黒の暗闇(田舎暮らし)

暗い森とランタン

 

田舎暮らしで私が

とても気に入っているのは

夜の闇の深さです。

 

賑やかな都市部と違い

建物内部から漏れ出る灯りが

絶対的に少ないのですから

暗さはかなりのもの。

 

半端ありません。

 

特に我が家の周囲は

お隣の大型スーパーが

閉店になった後は

ご近所さんのお家の灯り以外
(そのご近所さんも皆、就寝が早い💦)

ぽつぽつと

広い間隔で設置された

街灯の灯りだけが

暗闇の中の光となっている。

 

まさに、そんな感じです。

 

まだ運転免許のない時分

都内から遊びに来た友人を

終日あちこち電車で案内し

 

我が家に夜8時近くに

戻ったときのこと。

 

松本駅からローカル線を使用し

下車した最寄りの駅から

我が家までは

徒歩4~5分という距離。

 

わずかな距離と時間を

話しながら歩き

家にたどり着くための

最後の暗く細い道へ

曲がった途端

友人が叫びました。

 

”まさこちゃん!
こんな場所を日が落ちたら
絶対に一人で歩いちゃダメ!
歩くなら防犯ベル3つ4つ
持たなくちゃ!!!”

 

真剣な友人を余所に

心配してくれてありがとよ~と

感謝を覚えながらも

 

”いやいや
ここまで暗闇が深いと
悪さしようと隠れている人も
相当な根性いるほど
怖いはずだから・・・”

 

と答えたことを

よく覚えています。

 

それほど、田舎の暗闇は

心理的な恐怖を感じやすいです。

特に外灯や街灯のない場所ほど・・。

 

都市だけで育った方には

わかりにくい感覚かも

しれないですが

暗闇は時間の経過と共に

だんだん目が慣れてきます。

 

まるで赤外線カメラを

装着したかのように

闇の世界のいろいろが

見えてくるんですよね。

 

まるで影絵のような

シルエットだけで描かれた

シンプルな世界が

私は結構好きだったりします。

 

また、屋外の

漆黒の暗闇を感じながら

一人静かに部屋のなかで

自分自身の内に入る時間も

ものすごく好きです。

 

暗闇の中で目を凝らすと

だんだんに見えてくる

色を失った世界を

感じてみる感覚は

何もわからないと

思っていた

私たちの心の内側を

じっくり眺めることに

どこか少し

似ているのかもしれません。

 

最初こそ

真っ暗で何も見えないと

感じていても

眺め続けていると

だんだん薄ぼんやりした

シルエットで

その実体を表しだす。

 

そのとき必要とされるのは

視覚ではなく

”心の目で眺めること”

なのですけれどね・・。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子くれたけ心理相談室(安曇野支部)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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